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障がい者総合福祉施設 あいそら羽島

施設概要


施  設  名  障がい者総合福祉施設 あいそら羽島

所  在  地  岐阜県羽島市足近町市場1130番地

法人設立  平成7年3月

法  人  名  社会福祉法人 豊寿会

定     員

障害者支援施設
施設入所支援 52名
生活介護事業 80名
短期入所 5名
就労継続支援B型事業 20名



法人の理念


誠実と笑顔で社会に貢献

法人理念の実現はサービスを利用される皆様はもちろんのこと、職員も含め、法人に関わる方すべてが「幸福(しあわせ)」になるための活動の実践です。これは法人の目標であり、夢です。それぞれの事業所は幸せの和・輪が広がる発信基地としてサービス提供を通じ地域に還元できたらと思います。社会福祉法人に課せられた役割、使命は、時代の変遷と共に移り変わるものですが、それらを見極めながら地域に貢献できる法人運営に努め、ここにこの施設があってよかった!ここで働けてよかった!そんな声を聞かせていただけるよう、日々邁進し、運営に努めてまいりたいと思います。



他事業所


●高齢者総合福祉施設 サンライフ彦坂(特別養護老人ホーム、短期入所、老人デイ、居宅介護支援、ケアハウス)

●母子生活支援施設 きーとす岐阜

●(サンライフ彦坂内)歯科室あおは、接骨院あいほーぷ



施設の活動紹介


障がい者総合福祉施設あいそら羽島は旧障害者自立支援法が施行された平成18年4月に開所し今年で15年目となる障害者支援施設です。利用者の個別性が叫ばれる時代を反映し居室はすべて個室で設計されており、開所当時から介護用リフトを設置したことも特徴です。ここ2~3年で利用者の安心・安全はもちろんのこと、平均年齢が上がってきた職員の職場環境整備も考慮し、介護用リフト等の福祉用具の増強を図っております。
 開所以来、歯科治療、口腔ケアに力を注いでまいりましたのでその活動を紹介させていただきます。口腔内の健康管理はやはり口腔ケアです。多くは歯ブラシによる歯磨きです。3食の食後に基本的にすべての利用者に対し実施しております。日々のケアを通じ、義歯(入れ歯)の異常や歯茎の腫れの確認、利用者ご本人からの異常の訴えを通じ、必要に応じて歯科治療に移行します。
法人代表が歯科医師であることもあり、開所当初から往診体制が整備されており、現在では2つの歯科医療機関から概ね週2回の往診が実施されております。治療に際し、歯科医療機関から持ち込まれる器具だけでは治療できない場合や、入院や全身麻酔を要する抜歯等の場合は近隣の大学病院障害歯科に受診をすることになりますが、そうでない限り、歯科治療はすべて施設内で行われます



職員による口腔ケア(1)

職員による口腔ケア(2)

職員による口腔ケア(3)

職員による口腔ケア(4)

歯科衛生士による口腔ケア(1)

歯科衛生士による口腔ケア(2)

歯科医師による口腔ケア

口腔ケア用具一式



また、昨今利用者の高齢化が進んできており、70歳を超える利用者も数名いらっしゃいます。こうした高齢化に伴う身体機能の低下に嚥下機能(食べ物や飲み物を飲み込む機能)の低下も顕著です。食事の際、通常の食事形態では摂食に時間がかかるようになったり、ムセが増えたりすることがあれば嚥下内視鏡を使うなどした飲み込みテストを実施することで一人ひとりに適した食事形態(普通・一口大・キザミ・ペーストなど)で食事を提供しています。



嚥下内視鏡検査(1)

嚥下内視鏡検査(2)

研修会風景(3)

研修会風景(4)



経口摂取(口からものを食べたり飲んだりすること)による栄養摂取が最も効果的な摂取方法であることはいうまでもありません。食べることの楽しみ、喜びをできればご自身の歯でいつまでも継続できることが最終的な目標です。歯科治療の分野で提唱されるオーラルフレイル(口腔の虚弱)の予防に努め、定期的な口腔機能に対するアセスメントを実施しながら日々の地道な口腔ケアを今後も重ねていきます。
介護をはじめとした利用者の日常生活支援のほか、今回ご紹介いたしました口腔ケアの取組みなど、利用者に必要と考えられることは今後も積極的に取り入れ、実戦してまいりたいと考えています。この仕事はとてもやりがいのある仕事です!仕事を通じ、ともに成長しあえる仲間が増えてくれるととても嬉しく思います。どうですか?一緒に働きませんか?