虐待・権利侵害の根絶に向けた行動宣言
~さらなる人権尊重・尊厳保持の実現に向けて~

 本会が構成団体として参画している全社協・社会福祉施設協議会連絡会では、各地で発生している福祉従事者による虐待を危機感をもって重く受け止めており、令和4年12月20日に「虐待・権利侵害の根絶に向けた行動宣言~さらなる人権尊重・尊厳保持の実現に向けて~」をとりまとめました。
 全国身体障害者施設協議会の会員施設におかれましては、行動宣言をご一読のうえ、人権尊重・尊厳保持の徹底とともに、利用者主体のさらなる福祉の増進に向けた取り組みを進めてくださるようお願い申しあげます。

日野博愛会長からのメッセージ(令和4年12月27日公開)



【参考情報】

①全社協 令和4年度虐待防止マネジャー研修会

 障害者支援施設・事業所、厚生関係施設等で虐待防止・権利擁護の理念理解と一層の意識啓発を進めることを目的に毎年開催しています。
 今年度は、令和5年1月27日からオンデマンド配信にて開催します(申込締切:令和5年1月9日)。
 多くの会員の皆さまの参加をお待ちしています。
 専用サイト:https://icicj.net/seminar/gyakutaiboshi/index.html

②身障協 虐待ゼロへの誓い

 令和3年3月、本会の権利擁護委員会では、権利擁護・虐待防止に向けた会員施設における具体的な取組を推進するため、平成27・28年度権利擁護特別委員会報告書(平成29年3月)と厚生労働省「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き」(令和2年10月改訂)をもとに、施設従事者向けの手引書として『虐待ゼロへの誓い』を作成しました。本冊子は、職員の方に支援のなかで携行していただけるよう、取組のポイントをコンパクトにまとめており、職員研修等にもご活用いただけるツールとなっています。
 施設内で権利擁護・虐待防止の意識を高めていただくうえで、ぜひご利用ください。